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新型フェアレディZは、ビッグマイナーチェンジで正解だった。“最後のガソリンZ”ならではの硬軟自在の走りとは?

ゾクリと感じさせるそぶりもクセになる

モノチューブダンパーはレスポンスに優れる一方で、ガス圧の反力が強い。即ち運動性能は上がっても、乗り心地が悪くなるという印象を筆者は持っていた。しかし開発陣はそのダンパー径を通常より大きく取ることで、オイル容量を増やしながらガス圧の反発を抑えた。だからスポーツドライビング時においても、その穏やかかつリニアなハンドリングが維持されるのである。

ちなみに新型フェアレディZは車重にして90kgほど重たくなっている(ベースグレード同士の比較)。また、前後の重量バランスもツインターボの搭載でさらにフロントヘビーになっているのだが、ハイスピード領域でもそれを感じさせない旋回を見せる。

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ただし気を付けなくてはいけないのは、405ps/475Nmのパワー&トルク。これが全開領域で、むずむずとそのテールに訴えかけてくる。もちろんタイトコーナーで乱暴にアクセルを踏みきるなんてことをしない限り、そのテールが唐突にブレイクアウトするようなことはない。

しかし、日産のテストコース(北海道プルービンググラウンド)、ニュルブルクリンクに見立てた下りの高速コーナーで、思わず筆者は全開を躊躇した。リサーキュレーションバルブの搭載で、高レスポンスな小径タービン。これが高回転域で過激な吸気音をまき散らすのにも気圧されて、「これ以上はちょっと怖いな…」と感じた。

だが、その一瞬ゾクリと感じさせるそぶりもまた、チャレンジングでいいのだ。もちろんVDC(車両安定装置)も搭載されているが、「これ以上踏み込んでくるなら、それなりの技術で応えてくれよ」と、クルマがメッセージを発している気がした。

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